「ソファの座面がなんか緩くなったなー」とか
「ソファに座るとお尻が下がるようになった」とか
そんな状況になったことはありませんか?
それは、「ウェービングテープ」のゆるみが原因かもしれません。
椅子やソファに使われている材料にウェービングテープというものがあります。
ソファってクッションしますよね?
クッションさせるにはいろんな方法があります。
代表的なものはウレタンだったりバネだったりコイルだったり
その中の一つがウェービングテープ
今回はそれをDIYで張り替えていきたいと思います。
張り替えるに至ったいきさつ
いやいや、あなたのいきさつなんて興味ないよ!
という方は飛ばして「道具準備編」へ飛んでください(-_-😉
そもそもなんで貼り替えるに至ったか
それを少しお話しさせてください。
実家の隣に住んでるおばちゃんから
おばちゃん「あーハチさん(←もちろんほんとは本名で)相談があるんだけど」
わたし 「なに?」
おばちゃん「うちのソファー見てよ、なんかお尻が下がっちゃってさ。直らないかしら」
わたし 「あーテープがビロビロだね。家具屋で修理できるんじゃない?」
おばちゃん「ハチさんDIY得意でしょ?なんとかと直んないかしら?」
わたし 「おれ?まぁやれなくはないと思うけど…」
おばちゃん「だったらぜひお願いしたいわ!お礼はするから!」
ということで、むかーし昔はお年玉をもらっていたということもあり
お願いされると無下にはできず。
ノークレームノーリターンということでお受けすることになりました。
それでは早速、始めましょう。
道具と材料準備編
とりあえずソファを引き取ってきましたので
まず今回使う道具ですね。
こんな感じです。
↓DIYに必要な道具についてはこちらをご覧ください。
用意する材料
1、ウェービングテープ
使用する道具
- カッター
- ペンチ
- ニッパー
- タッカー(19/7くらいの針←これ長さ)
- ペン
道具はこんなもんですね。
一般の方が持ってなさそうなのは
タッカーですね。
ただ、そんなに高くなくて使い勝手いいのであると重宝します。
張替え作業
クッションの下にあるウェービングテープが張ってある枠を取り外します
これはいろんなタイプがあって、ソファの架台に直接貼ってあるのもあれば
今回のように枠があってそれに貼ってある場合もあります。
- まず枠から既存のカバーとテープを取り外します。
古いタッカーの針はがっちりついてるので
ニッパーやペンチを使ってとっていきます。
- キレイに取れたらベルトの太さを考慮しつつ
寸法を取って張る位置にペンでマーキングしていきます。
テープの本数は既存と同じにしました。
寸法はテープが50mmなので同じ幅だけ隙間を開けて張れるようにマークします。
- マーキングができたらいよいよ張っていきますまず片方の枠にテープを止めます。
タッカーで10発写真のように留めます。
がっちり止めたら止めたほうの枠を足で押さえて
テープを反対側に引っ張ります。
この時に反対側の枠の角で折るようにして下へ引っ張り込むと張りやすいです。
どのくらい張るかですが、伸ばさない状態で反対側の枠にあてたところから
7~8cm引っ張ったところで留めます。(ちょっとキツメかも)
留めたらきりのいいところでテープをカッターでカットします。
これを同様にあと3本張るのですが引っ張る加減はできるだけ同じになるようにしてください。
張り具合にばらつきが出ると座り心地に影響します。
※この引っ張って留める作業が今回のキモであり危ないところでもあります。安全を十分に確保して進めてください。
- 同一方向がすべて張れたので、直行している残りの3本を張っていきます。
張り方は同様ですが、写真のように先ほど張ったテープと互い違いになるようにテープを通します。
こうすることで、より強く支えることができます。
そして、同じようにタッカーでとめていきます。
全てのテープが晴れたらカバーを張り戻して完成です!
いやー今回はお安くするからカバー替えなかったけど
替えてあげればよかったなー。
↓DIYに必要な道具についてはこちらをご覧ください。
完成その後
そして、いざおばちゃんにお届け。
おばちゃん「えーきれいにできてるじゃない!」
わたし 「なかなかいいでしょ?」
おばちゃんソファに座る・・・
おばちゃん「なんか弾力あるというかフワフワするわね」
わたし 「それは新しいからでしょ。」
おばちゃん「私もっとかたい座り心地が好きだわ」
わたし 「・・・ノークレームでお願いします」
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